沖縄戦終結/広島長崎原爆投下80周年 平和記念上映コンサート
2025年3月2日映画「GAMA 月桃の花」上映と海勢頭豊コンサートがおこなわれます。2025年は沖縄戦終結80周年であり、広島・長崎への原爆投下80周年の節目の年。世界に不気味な紛争の足音が広がる中、二度と戦争を繰り返さないという強い気持ちを固めましょう
映画のご紹介/語れない恐ろしい秘密・・・
宮里房(72)は海辺の村で琉舞を教えながら幼稚園を経営している現役の園長である。
同世代の沖縄のアンマーの例にもれず地獄の戦場を体験した一人である。十数名の家族や親兄弟を次々と砲爆撃に奪われ、最後に追い詰められた摩文仁岬の洞窟から母と娘だけが奇跡的に生還してきた。 敵は米兵だけではなかった。兵隊と避難民が雑居した洞窟の中では、いまわしい惨劇が繰り広げられていた。
だが、彼女はこれまでのあの洞窟の中で目撃した真相を誰にも語ったことがない。語るに語れないおそろしい秘密が房の胸の中には畳み込まれている・・・。
月桃って?
月桃(げっとう)はショウガ科の常緑性多年草です。沖縄ではあちこちにみられます。5月から6月に4~6cmくらいの茎頂から下に向かって多くの白い花をつけます。花の先が桃の色のようですが開花すると赤い色が見えます。
沖縄各地ではサンニン、サネン、サニンなどの呼び名があります。
旧暦の12月8日には葉(カーサ)で包んで蒸したムーチー(餅)を、家族の健康を願って作って食べる習慣があります。
海勢頭豊さんのご紹介
海勢頭豊さんは1943年に沖縄県与那城町平安座島に生まれました。沖縄戦後50周年を記念してつくられた映画「GAMA月桃の花」のプロデューサーであり、主題歌「月桃」の作者です。
ギタリストでありシンガーソングライターとして多くの名曲を生み出してきました。NHK「みんなのうた」で発表された「さとうきびの花」は都はるみも歌った。米軍の実弾演習の問題をテーマにした「喜瀬武原」は多くの人々の共感を生みました。
「月桃」は沖縄県内の小学校などでも歌われていて沖縄県民の愛唱歌ともいえます。
アニメ映画「かんからさんしん」の音楽担当や交響詩やオペラなどの作曲も担当しています。
今回は海勢頭豊さんに加え、沖縄からバイオリン奏者の海勢頭愛さんと、歌手の島田路沙さん三人を迎え、映画の前にコンサートをしていただきます。
チケット料金について
チケット料金
(自由席。一部、二部の変更はできません)
一般 (前売り) 2.000円(当日)2,500円
こども(高校生以下、前売り、当日) 1,000円
障がい者 1,000円
※3歳以下の膝上鑑賞は無料。
※車いす席はお電話、メールにてお申込みください
チケットはどこにありますか?
●チケット販売所
✳️プレイガイド エディオン9階にあります。
✳️本願寺別院 〒730-0801 広島県広島市中区寺町1−19